平成28年(わ)第1197号
鈴木 和行(43)
毒物及び劇物取締法違反(執行猶予中、再犯)
【概要】
平成28年8月28日、南浦和のパチンコ店駐車場でペットボトル入りのトルエン299mlを所持していた事で逮捕されました。
犯行当時、無職だった事のストレスや、パチンコ店で玉が出ない事をシンナーを吸って気を紛らわせていた様です。
トルエンを島忠ホームズで購入したと弁解していましたが、トルエンの含有純度の高さから、同店で販売されたものではないと明らかになりました。
すると、上野で2人連れの外国人の覚せい剤密売人に声を掛けられ、覚せい剤の購入を断ったら本件の「ペットボトル入りの得体の知れない液体」をもらったと(嘘っぽい)弁解しています。その後液体が何か分からないまま、半年以上のあいだ被告人使用の原付バイクのメットインスペースに保管していたと述べています。
有機溶剤(トルエン)をペットボトルで保管して大丈夫なの、比較的高温になり易いメットインスペースに保存したら、ギャラクシーノート7の様に発火、爆発してしまうのではないかと心配です。
もしかしたらお尻に火が点いてしまいそうです。
被告人がパチンコ店で遊戯中に途中で度々原付バイクに近付く様子が確認されますから、その都度トルエンを吸引していたのでは無いかと疑われています。
前科6犯、うち同種前科4犯の被告人は母親に情状証人として出廷する事を「もう嫌だ」と拒まれてしまっています。
本件は前刑(懲役6月)の執行猶予中の犯行です。
服役経験も有る被告人ですが、別に他人に危害を加えるなど迷惑を掛けていないと、検察の調書で明言し開き直っている様です。
シンナーの影響で、もう手遅れなほど脳細胞が溶けてるんじゃ無いかと疑われます。
【求刑】
懲役10月
【求刑】
懲役10月
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