2016年11月29日火曜日

わいせつ略取、強姦に求刑


平成28年(わ)第1301号等

倉茂 伸明

わいせつ略取、監禁、強姦、強盗、銃砲刀剣類所持等取締法違反

強姦容疑の自らの行為に対し、吐き気を覚える、夜も眠れないと他人事の感想を被害者に充てた反省文に記し、被害者及び被害者参加代理人に突っ込まれる始末。

犯行時の被害者の画像を「軽い気持ちで撮った」と弁解しますが、被害者が被った不安には全く思いを致す事が出来ない様です。
同被害者のあられもない画像をバラまくとの文言を脅迫に用いた事には、被害者の思い違いだと主張して居ます。
(後述するナイフを用いた脅迫行為と関連性を感じるのは、気のせいでしょうか)

サバイバルナイフ、違法エアガン(殺傷能力あり)の所持に、手の届く範囲に武器を置いておきたいと説明。(なんのこっちゃ)
要するに、常に他人に危害を加えたいと解釈して良いのでしょうか。もしくは常習的な脅迫行為も疑われてしまいますね。

被害弁償 の300万円うち200万円は被告人の父親が工面しています。
自身の娘(19)が自分がした事と同様の(強姦)被害に遭ったら親として許せないとも述べていますが、被告人によって彼女は強姦犯罪加害者の娘になってしまった事を認識出来ているのでしょうか。

被害女性が、強姦被害直後に不安に押しつぶされそうになりながら駆け込んだ婦人科にて、「彼氏とやっちゃって、あわてて(経口避妊薬の処方を受けに)来たみたいだね」と無神経な発言をする心ない医師。その後も性感染症に対する不安は消えず(3月程経たないと正確には判断出来ないとの事)。

帰宅時に電車を乗り過ごした為、徒歩での帰宅途中に本件被害に遭遇した被害女性は、タクシーで帰宅しなかった事や柔道女子ゆえの過信が有ったのかもしれませんが、刃物を向けられると恐怖に腰に力が入らず、被告人の言いなりになってしまったと後悔している様子です

他方弁護人は、被告人が夜ドライブしている最中に衝動的に犯行に及んでしまった、との珍妙な弁解をしていますが被告人はどう見ても被害者を物色して深夜徘徊していた様にしか(私には)見えません。

【求刑】
懲役9年

【私感】
被告人の娘に彼氏が出来て、彼氏が「お嬢さんをくださいと被告人に言う為には刑務所に行かねばならないという不幸。
又は「父(被告人)は私が19の時に亡くなりました」かな。いずれにせよ被告人の娘の幸せも遠退いてしまった様です。

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