自宅マンションでＪＫを物色（某所の自宅マンション）

平成２８年（わ）第１３０９号

田島 雄太（２２）

強姦未遂（新件）

【概要】

帰宅途中のＪＫ（１６）をマンションのエレベーターホールで背後から羽交い締めにし強姦しようとしましたが、被害女児が大声を出したことによって犯行を断念しました。

被告人の自宅からは、SM、拉致、腹部を殴打する、首を絞める、女子高生ものなどの偏った性的嗜好のDVD３３ケースが押収されています。これらのＤＶＤと本件犯行の関連を問われると、「関係あります、自分でもこういうことをしてみたい」と即答です。
本件犯行を３か月前から計画し、拘束用に手ぬぐいや、脅迫用にハサミを用意してバッグに忍ばせていますが、それでも犯行の計画性を否認します。

被告人は毎日決まった時間帯に、自己居住マンションの向かいのコンビニ店から帰宅する若い女性、女子高生を物色していたと述べています。

自宅マンションを犯行場所に選んだ理由を、他所のマンションで犯行を行った場合は帰宅するあいだの時間に捕まる可能性を懸念したとのことです。（何か根本的に間違っている気がしますが…）

幼少期から対人関係が苦手な事が本件犯行動機に影響していると述べ、カウンセリングを受けたいと述べますが、「カウンセリング」を免罪符と勘違いしている様です。

【求刑】

懲役２年６月

【私感】

被告人に社会内更正を期待するのは困難に感じます、少なくとも被告人を現在の状態で社会に戻すべきではないと感じました。